M&Aとは、Mergers and Acquisitionsの略で、企業の合併や買収を指す言葉です。
親族や従業員の中に適切な後継者を見つけることができない場合、
会社そのものを他社に売却したり、事業を承継してもらったりすることが考えられます。
M&Aの具体的手法
M&Aによって会社を承継させる具体的な方法としては、合併や株式売却、株式交換という方法があります。
また、会社の一部を他社に承継させる方法としては、会社分割や事業譲渡といった手法があります。
M&Aのメリットとしては、
合併などによって事業の強化につながることがある
ことなどがあります。
他方で、会社とは会ったく関係のない者が新経営者となるため、
従業員や取引先に混乱が生じたり、文化的摩擦が起こる場合がある
ことなどがデメリットとなります。
事業の一部を親族が承継し、他の事業を他社に譲渡するなど、
親族内承継とM&Aをを組み合わせる方法も考えられます。
※この記事は平成28年7月現在の法制度を前提に記載されています。